医学部合格体験記【獨協医科大(医)合格】M・K

M・K (獨協医科大学[医]合格)
クエストの強みは、講師とテキストの質が高いことだと思います。
講師の方々は医学部受験に詳しく受験に必要な力を、どのレベルの生徒も理解し身に付けられるように指導してくださいます。
例えば、数学の先生は、1つの問題に対し様々な角度からアプローチしてくれます。ある程度のパターンに対して考えなければならない項目を列挙し、また、別解もたくさん教えて下さるので、問題を解く際に自分が何を求めたいのかなどを明確にすることができます。また、毎週のテストも復習の度合いをはかれる非常に有効なものだと思います。
さらに、私は個別指導も受講し、苦手な分野を潰すことができました。集団授業とは違い、自分の解法を細かく見ていただけるので自分の解き方の癖や陥りやすいミスにも気付くことができ、試験で気を付けなければならないポイントを把握することができました。
化学の先生は、自分で考えながら問題を解くことができるように、1つ1つの式変形に理由をつけることを教えて下さいました。
1つの問題をいくつかのパーツに分け、情報の整理の仕方を教えて下さり、苦手だった化学が、最終的には武器となりました。また、自己分析をすることも教えていただきました。できなかった問題の分析をすることは当たり前のことですが、できた問題に対しても何が良くてできたのかを分析するように指導していただいたことで、「まぐれでできた」ではなく「確実にできた」とすることができました。
また、生物の山崎先生は、基礎から丁寧に教えて下さいました。
先生の言ったことを速記し、授業後に自分なりにノートに纏め、そのノートをひたすら覚え込むだけで、1年で22以上偏差値を上げることができました。山崎先生は授業中に同じことを繰り返し言ってくれるので、その言葉が耳に残り、問題を見た瞬間にその言葉が頭に浮かぶようになりました。医学部の理科は時間に対して問題数が多いので、生物はなるべく速く解かなければなりませんが、このおかげでどの大学の問題も半分以下の時間で解くことができました。最終的には偏差値73にまで上げ、医学部の生物に対応できる考察能力もつけられ、一番の武器になったと思います。
医学部受験において、1つの苦手科目が致命傷となります。理科と数学が苦手な人は一度体授業を受けてみることをお勧めします。
また、講師の方々によって厳選されて作られた独自のテキストの質も良く、それだけを何周もすることで医学部受験に必要なことを的確に習得することができると思います。
クエストには面接対策の授業もあり、小林先生には最後の最後まで本当にお世話になりました。面接で聞かれそうな内容を予測し答えるべきキーワードを教えてくださり、少し難しい内容を問われた際にも動揺せずに落ち着いて答えることができました。
大手予備校に通っていた時期もありましたが、クエストは小規模な予備校なので質問のしやすさや、周りに同じ目標を目指す仲間が多くいることなど大手にはない特徴があり、自分自身に今年で絶対に合格するという気持ちがあればその頑張りを後押ししてくれる環境があると思います。
結果的に私は計3年間浪人しましたが、医師になりたいという強い気持ちを持って最後まで諦めなければ必ず合格という勝ちを手に入れることができると確信しました。そしてこの経験はこれからの人生で必ず役に立つことと思います。
学力はもちろんですが、医学部受験においては精神力も重要になってきます。受験期に気持ちのコントロールがうまくいかずかなり落ち込んでしまったこともありましたが、事務の方々のサポートで不安を全て打ち明けて最後まで受験を続けることが出来ました。本当に感謝しています。
医学部の正規合格を手にしたときの喜びは他の何物にも変えられない。本当にそう思います。最後まで諦めず戦い抜いてください。今までの自分に勝ってください。来年みなさんが笑顔でいられる事を心から願っています。