医学部合格体験記【信州大学（医）】五十嵐 浩亮
五十嵐 浩亮（信州大学[医]合格）
クエストは決して大きな塾ではありませんが、その分一人一人の特徴を把握し、学力を最大限に伸ばす環境を与えてくれました。クエストを選ばずして、国立の医学部に合格することは厳しかったのではないかと思います。
現役の時、私は数学に大きな苦手意識を持っており、どうすれば偏差値が上がるのだろうと途方に暮れていました。入塾して間もないころ、先生から「数学の基本的な解法はある程度頭に入れておく必要がある」と指摘を受け、必死にクエストのテキストを繰り返しました。日々の充実した講義も手伝って、苦手の数学を医学部受験のラインにまで引き上げることが出来ました。
一方、得意科目と自負していた化学も、いざ受講してみると、持っていた知識量は圧倒的に少なく、思考の引きだしが足りないことを痛感しました。毎週行われる小テストで上位に入ろうと毎回の講義をしっかりと復習したことで、化学が確固たる武器になりました。化学は先生の講義をきちんと復習し、暗記すべき事項をしっかりと暗記すれば、成績は飛躍的に伸びると断言できます。
受験勉強は楽しいものではなかったです。一日のほとんどを勉強に費やすのですから、時に投げ出したくもなります。でも、気さくな事務の方に悩みを相談して勇気づけられ、乗り越えることが出来ました。
また、一年間浪人してわかったのは、単純に学力だけでなく、一年間勉強してきたという自分自身の意識もまた、試験を受ける際に大きな力を発揮するということです。実際に試験中に分からない問題があっても、落ち着いて対処できるようになったと思います。これから受験に立ち向かう人も、時間を有効に使って、全力でがんばってください。応援します。
クエストありがとう。一年間お世話になりました。
