医学部合格体験記【日本医科大学(医)】古谷 紘平
古谷 紘平(日本医科大学[医]合格)
この一年間の受験で大切だと感じたことは二つあります。
一つ目は、苦手科目をつくらないことの大切さです。実際の入試本番では、必ずミスは起きます(少なくとも僕はそうでした)。それでも入試では合格できます。
大切なのは、何かの科目でミスした時も、他の科目でカバーできることです。合格には、最後まであきらめずにやりきることが必要だと思います。
二つ目は、敵(志望校)を自分で「大きく」しないことです。たとえば、問題を解くときでも、出題された大学が「東大」と書いてあれば、受け取る側の感じ方が全然ちがうと思います。
確かに、医学部入試は本当に厳しいものだと思います。しかし、決して問題自体が難しいわけではありません。どんな大学の問題に出会ってもその名前に圧倒されるのではなく、自分なら解けるはずだと思えることが大切です。
最後になりますが、クエストの魅力について語りたいと思います。クエストは大手ではありませんが、しかしそのぶん塾全体にアットホームな空気が流れており、どこか居心地の良さが感じられます。
また、浪人中は本当にストレスがかかり、いろいろと勉強以外にも悩むことがあると思います。親に心配をかけたくなく、相談できないときもあると思います。そんなとき、悩みを聞いてくれて親身に考えてくれるクエストの方々の存在は、貴重なものでした。
僕はこの一年間で何度も、「なんで勉強しないといけないのか」と悩んだことがあります。僕なりに出た答えは、賢くなるためではなく、不安を小さくするために、勉強をするのだと思います。
みなさまが来年笑顔で入学式を迎えることを心から祈っています。