医学部合格体験記【東邦大学（医）】金子 奈稚
金子 奈稚（東邦大学[医]合格）
去年の3月、浪人生としてこれから何をすべきか不安な状態で、このクエストを訪れました。
塾長と面談して、英語の学力に問題があることなど、今まで自分1人では気づかなかった部分を指摘されました。その場で、様々なアプローチもしていただき、入塾を決意しました。
英語は特に、文法の先生に大変お世話になりました。先生の授業は「基礎中の基礎」からスタートしましたが、それすら現役の時に十分把握していなかった自分には目から鱗が落ちるような情報が多く、毎回の授業が新鮮でした。英文法の基礎が大きく欠落していた私は、先生のアドバイスに従って、中学の問題集から解き始めました。
一見長い道のりのように感じますが、今思うと一番の近道であった、と声を大にして言えます。英文法の根幹・本質を確実に理解することで、自分自身で考えて発展させる力や、そこから広げていき繋げていく力、つまり応用力が、短時間で飛躍的に伸びました。
それは、試験を受ける毎に実感するとともに、英単語知識だけの力技でその場しのぎをしていた自分が過去のものになったことを意味しています。「英語」というものに対する考え方が明らかに変わり、受験英語だけに縛られない中身のある英語が学べたと、私は感じています。
化学の場合も同様でした。自分の中で化学は、ある程度自信があったものの、先生に事象の因果関係について追及されると、「そういうものだから」と曖昧で本質を無視してきた自分に気づきました。
確固たる基盤を築いていくことで思考の幅を拡大していく先生の授業は、他の受験生と差をつけ試験を突破するために必要な要素が詰まっています。
他にも、面接試験対策でお世話になった先生をはじめとするベテランの教師陣、受験勉強に最適な環境を整えてくださった事務の皆さんのサポートをいただき、こうして合格を手にしたのだと思います。本当にありがとうございました。
最後になりますが、私は群馬の自宅からクエストまで通っていました。「それだけ行く価値のある塾である」と、この1年を振り返り、そう痛感しています。
