医学部合格体験記【山口大(医)・金沢医科大(医)】高木 翔太
高木 翔太 （山口大学[医]・金沢医科大学[医]合格）
私がクエストで学べたものは、自省の重要さとそのやり方です。勉強を含めた私生活は、独りよがりなものになりがちであり、特に私はこの傾向に強くありました。たびたび反省することはありましたが、結局何も変わらない。そして成績も伸び悩み、三年間の浪人の末、四浪目にしてクエストに来ました。
今までいた大手の予備校では、年に数回の模試を除けば、自らを客観視することは難しかったように思えます。その点クエストでは、数学、化学、物理のテストが（生物はわかりませんが）週一回ペースで行われます。それとは別に、理数英のテストも３週間に一度ほどのペースで実施され、自らを反省する機会がとても多かったです。テストを何回も受けていると自分が同じようなミスを繰り返していること、そして成績の良い生徒がミスを減らすために想像以上の努力をしていることに気づきました。
自省の重要性は解しているつもりでしたが、「解けなかったとこやりなおそ」と思うだけで、やり方を変えたりする意識のなかった自分は何も解ってないなと思いました。
それからは、意識の高い友人達を参考にし、勉強の仕方だけでなく問題を解く時の「型」を作るように意識しました。この時点で今までの自分とは勉強の仕方が変わったことと、成績が少しずつ上がっていくのを実感しました。本番直前も、仲間達と共に過去問演習をしていく上で各々どの様に解いたか、どこに力を入れたか、ということを見せ合い、とても良い経験ができました。
このような経験を通して自らを律する術を、クエスト入学前に比べると、少しは身に付けられたような気がします。未熟な私が合格できたのは、このような仲間たちとクエストのスタッフ様方のサポートのおかげであることは言うまでもありません。このような環境を用意して下さったクエスト、そして共に闘ってくれた仲間たちや周囲の人々には感謝してもしきれません。お世話になりました。
